森林文化協会からのお知らせ
講座・シンポジウム

三富地域の落ち葉堆肥農法を考えるシンポジウム 埼玉・狭山市で開催

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dsc03656-%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc 埼玉県西部の三富(さんとめ)地域に江戸時代から続く落ち葉堆肥農法を考える「第9回『農』と里山シンポジウム~三富を未来に受け継ごう!~」が9月8日(土)、狭山市の市民交流センターで開かれ、里山に関する二つの講演が行われました。主催は三富地域農業振興協議会、後援は森林文化協会など。
 最初の講師は、映画「武蔵野」のプロデューサー兼製作委員会副会長を務める鈴木敏夫氏。映画は三富地域に伝わる落ち葉堆肥による循環型農業を追った原村政樹監督のドキュメンタリー作品。この日は学校向けにつくった短縮版(21分)を上映後、地元川越市に住む鈴木氏は「子どもの頃遊んだ平地林や畑、屋敷林をどうやって残していくのか。原村監督の映画づくりを支持することで、農業の面白さを都会の人、若い人たちに伝えていきたい」と述べ、全国上映していくための支援を訴えました。
 続いて、NPO法人共存の森ネットワーク理事長を務める澁澤寿一氏が「里山の暮らしから未来を考える」と題して講演。「お金に換算できないと価値と認められない。暮らしは豊かになったが、人びとは不安を持って生きている」「持続可能な社会をつくるには人と人、人と社会、世代と世代がつながることが必要」「農山村と都市が一緒になって、今までの価値観と違う、新しい社会をつくらなければならない」などと語りました。
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 三富は川越、所沢、狭山、ふじみ野、三芳の4市1町にまたがる地域。平地林(ヤマ)、畑、屋敷地からなる短冊状の地割が残る「三富新田」は森林文化協会、朝日新聞社の「にほんの里100選」に選ばれている。

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