環境省が進める「３０by３０」に賛同し、当協会がアライアンスに加盟

　生物多様性の損失を止め、回復させる世界的な目標として「30by30」（サーティ・バイ・サーティ）と呼ばれる、2030年までに陸と海の30パーセント以上を効果的に保全しようという取り組みが、進められています。

　気候変動対策と並んで、急速に失われつつある生物多様性を保全することが、地球環境や社会経済活動にとって重要だと位置づけられています。

　森林文化協会はこの趣旨に賛同し、環境省が事務局を務め、企業、ＮＰＯ、自治体などの有志が参加している「生物多様性のための30by30アライアンス」に加盟しました。この目標の達成を支援するため、生物多様性の保全の大切さを発信していくとともに、「自然共生サイト」への認定も視野に、活動を続けてまいります。

　自然共生サイトは里地里山や企業林や社寺林など、地域、企業、団体などによって生物多様性の保全が図られている土地で、一定の要件を満たした場所を、環境省が認定するものです。OECM（Other Effective area-based Conservation Measures）として国際データベースに登録されます。