情報アラカルト
「ミス日本みどりの大使」が表敬訪問 「切って植える循環の大切さ伝えたい」
2024年の「ミス日本みどりの大使」に選ばれた安藤きらりさん(23)が3月1日、東京都中央区の朝日新聞本社内にある森林文化協会を表敬訪問しました。
現在、慶応大4年の安藤さんは10歳の時から、東京都内の自宅でニワトリを飼育しています。卵から孵卵器で孵化させて育て、現在3代目。生きものへの関心もあって、高校では理系選択だったそうです。
森林に足を運ぶ機会はこれまでほとんどなかったそうですが、みどりの大使に就任し、先日、千葉県のスギ林でポスター撮影をした際、若手の林業従事者が働いている姿を見て新鮮だったそうです。「私と同じ世代の人たちが頑張っているからこそ、林業の担い手が増えていくことを願っています」
気候変動対策としてカーボンニュートラルの実現が大切な課題となっています。安藤さんは「これまで木を切ることはよくないことだと思っていたのですが、実際は育った木を切って、植えて、育てるこという循環が、カーボンニュートラルの点からも大事なことだと知りました」と話します。
そして、大使としての抱負はこう語ってくれました。「子どもたちとか、林業のことを知らない人たちに、循環の大切さや林業のリアルを広く伝えていきたいです」