絵暦

3月の絵暦

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うすピンクの花びらをたくさん広げて、

春到来を微笑むシデコブシ。

里川の水もゆるんで、

アマゴも日向ぼっこ、そこここに。

(村上康成)

※カレンダー『森へようこそ2024』(ユニオンサービス)より

 

■お知らせ 

◇新刊『くまくんです。』(ひさかたチャイルド)

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 未来に向かう、世界中の子どもたちへ、大人たちへ。

村上康成が贈る、この星の上で共に生きるエール。

 

 作者の言葉(掲載文より一部抜粋)

夏の谷川で友人とヤマメ釣りをしていました。

お昼になって、おにぎりをリュックから出して、食べ始めた時です。

20メートルくらい離れた丘の草むらから、ツキノワグマの子どもが現れました。

おにぎりが、喉につかえそうでした。

くまくんは、踵を返して、森に消えていきました。

初夏、親と別れた子ぐまは、一人懸命に生きていきます。

別れはちょっぴりつらいかもしれませんが、それ以上に母なる山がここにあります。

自然と人の調和のとれた、健やかな山であればこそです。

くまくん、元気でね!

 

◇児童文学『黄色い竜』(徳間書店)

 田んぼ、小川、湖など身近な自然の風景のなかで生きる、少年のひと夏の清新な物語。文字で描くことに専心した村上康成“初”の児童文学。

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■プロフィール
 
 むらかみ・やすなり/1955年岐阜県生まれ。創作絵本、ワイルドライフアートなどで、独自の世界を展開する自然派アーティスト。『ピンクとスノーじいさん』『プレゼント』『ようこそ森へ』などでボローニャ国際児童図書展グラフィック賞、『ピンク!パール!』でブラチスラバ世界絵本原画展金牌、『なつのいけ』で日本絵本賞大賞などを受賞。絵本に『ピンク、ぺっこん』『石のきもち』『さかなつりにいこう!』『リュックをしょって』『まっている。』などの他、エッセイに『水ぎわの珍プレー』、児童文学に『黄色い竜』など多数。森林文化協会の「森の親善大使」でもある。

村上康成BREEZINGオフィシャルストア https://www.y-murakami.com/

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