森林文化協会からのお知らせ
報告

皇居東御苑を楽しむ

皇居 11月29日(日)、2班に分かれて、元宮内庁庭園課の平栗徳雄氏と飯塚文夫氏の引率で、皇居の東御苑を歩きました。
 私は平栗氏の班でした。歴史や遺構の話はとても興味深いものでした。それにも増して、植生に関する話は絶品。氏の奥深い研究心を感じさせられました。
 イチョウは雌雄異木で、受粉のうえ精子で受精し結実すること。十月桜は八重咲き。冬桜は一重咲きで、やや大きな花であること。真竹の節は2本線、孟宗竹の節は1本線であること。竹の皮は短期間ではがれ、笹のそれはいつまでも落ちないということ。山茶花の雄蕊は直接バラバラと沢山出ているが、椿のそれは円筒形の台から出ていること。黄色の八重の山吹には実がつかないが、一重の山吹には実がつく。などなど、いろいろな事を手作りの図版を沢山使って教えてもらいました。
 個人的なそぞろ歩きでも美しい景観は十分楽しめますが、このように説明していただくと今まで漫然と眺めていたものに新たな興味が広がり深まります。
 (東京都、会員・中山靖男)

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