報告
フィンランドで「木育」研修旅行(8月)
「木育(もくいく)」を森の国フィンランドで学ぶ幼児教育研修旅行を、8月25日から8日間の日程で行いました。「木育」とは、森や木に親しむことで、健やかな人間性を育む活動です。この研修旅行は森林文化協会が企画提携し、国際航空旅行サービス(株)が実施しました。2016年1月から始まり9回目。北は北海道から西は広島県まで、幼稚園・保育園の経営者、先生ら18人が参加しました。
自然素材を利用し実験をしながら学ぶ科学保育園、地熱と太陽エネルギーを利用した木造建築幼稚園を視察した後、ヘルシンキ郊外の森のようちえんを訪れました。そこでは森の中で行われている教室の様子を、実際に見学することができました。
「森の中の木の実や切り株などを、子どもたちは見事に玩具にしてしまいます。インスピレーションやひらめきを磨くには、箱の中では限界があります。森が子どもたちに与えるギフトは、とても大きいのです」という先生の話に、一同大きくうなずきました。
写真はいずれも森のようちえんの風景です。