森林文化協会からのお知らせ
報告

秘湯と里山の自然をテーマに温泉旅館を語る 日本秘湯を守る会

dsc04742 秘湯と里山の自然の共生を考える特別イベントが12月1日(土)、東京都千代田区の有楽町朝日スクエアで開かれました。主催は日本秘湯を守る会と朝日旅行、後援は森林文化協会。守る会会員の温泉旅館の館主さんたちが、満席となった会場で秘湯を守る旅館経営の苦労や秘湯の魅力を語りました。
 日本秘湯を守る会は、1975年に交通不便な地域で温泉のよさを守り自然環境の保全に努める33軒の小さな宿が集まって発足。現在の会員数は約170軒。秘湯と里山をテーマとする特別イベントは今年5月に次いで2回目です。
 この日の第一部は、乳頭温泉郷・鶴の湯温泉(秋田県)の館主、佐藤和志さんが講演。なかなか予約がとれない人気の温泉旅館として知られる同温泉ですが、佐藤さんは旅館焼失などの壮絶な歩みを振り返り、「今あるものをうまく使ってやっていくしかない」と述べるなど、度重なる困難に開き直りの気持ちでのぞんできた、と語りました。
 第二部は法師温泉・長寿館(群馬県)の岡村興太郎さん、奈良田温泉・白根館(山梨県)の深沢守さん、強首(こわくび)温泉・樅峰(しょうほう)苑(秋田県)の小山田明さん、栃尾又温泉・自在館(新潟県)の星雅彦さんによる座談会。4人の館主さんは、絶滅の恐れのあるイヌワシ、クマタカがすむ豊かな自然、猟師の館主がもてなすジビエ料理、登録有形文化遺産に指定された木造建築、ラジウム温泉の長湯の健康効果など、それぞれの温泉自慢をユーモアを交えてPR。聞き手のネイチャー&トラベルライター、腰本文子さんが「お湯も温かいけど、館主さんたちの人柄も温かい。『なぜ今、秘湯人気?』なのかが、わかった気がしませんか」と締めくくりました。dsc04758-%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc

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