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林業大学校1期、18人に修了証書 県内林業会社で活躍へ 

 2年前に北海道・東北地方で初めて設立された林業の就業前研修制度「秋田林業大学校」の1期生が10日、秋田市内の県森林学習交流館で修了式に臨んだ。
 秋田県は人工スギの面積が全国一で、伐採期を迎えている。県内林業の今後の担い手として期待される1期生は、企業実習などを通じて林業の実態を学んだ。高性能林業機械を操る資格や、県が創設した林業技術管理士など10個の資格も取得した。
 1期生は20~26歳の県内出身17人、青森県出身1人の18人。入学した全員が、たくましい顔つきで修了証書を受け取った。代表して佐々木聖香さんが「現場で実習し、たくさんの事業体を見学し、自信を持てた。1期生の誇りをもって頑張っていきたい」と答辞を読んだ。1期生は、いずれも県内の林業会社に就職が決まっている。

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