脱炭素、30by30 現場から

ゼロから生態系つくり35年余 千葉県立中央博物館「生態園」の軌跡 朝デジ連載で紹介 

生態園にある「舟田池」で観察されたアオサギ=2025年4月、松村北斗撮影

 千葉県立中央博物館(千葉市中央区)の「生態園」は、千葉県・房総の代表的な木や草を植え、ゼロから生態系をつくったユニークな野外展示施設です。
 著名な生態学者、沼田真氏(故人)が「生態園はかねての夢だった。博物館の半分は野外博物館としての生態園にして、生きた自然に接することができるようにしたいと考えてきた」として、博物館の開園とともに国内初の「エコロジーパーク」として開設しました。

 開園から35年以上が経ち、都市部にありながら多くの動植物が見られる生物多様性が豊かな森林に成長しています。その生態系を支えているのは歴代の研究員の観察と維持管理です。

舟田池の岸辺に集まったヒヨドリ=同

 朝日新聞のデジタルの連載「30by30 生態系を守る」でその歴史や、多様な生きものについて紹介しています。https://www.asahi.com/articles/AST4P22K6T4PBSDS001M.html

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