絵暦

5月の絵暦

 憲法第九条
 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。2 前項の目的を達するため、 陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。 国の交戦権は、これを認めない。
 「いいねえ」
 「あたりまえ」
 「だよね」
 「クールジャパン!」
 (村上康成)
 ※カレンダー『森へようこそ2025』(ユニオンサービス)より
■お知らせ
 ◇新刊『わく』発刊


 塩野米松・文/村上康成・絵(農文協)
 「塩野米松の いのち わくわく おはなし絵本」(全5巻)第3弾。
この星では、いのちは湧くもの。
葉っぱのおしゃべりに耳をすませば、いのちの呟きが聴こえてくる。
水たまりや海、夕空からも。
夜空では星が生まれ、心のなかで願いが湧き出し、世界は夢で溢れる。わくわく わくわく。
『なつのいけ』(ひかりのくに)で第8回日本絵本賞大賞を受賞したコンビの新境地。

 ◇『くまくんです。』(ひさかたチャイルド)

 未来に向かう、世界中の子どもたちへ、大人たちへ。
村上康成が贈る、この星の上で共に生きるエール。
 作者の言葉(掲載文より一部抜粋)
夏の谷川で友人とヤマメ釣りをしていました。
お昼になって、おにぎりをリュックから出して、食べ始めた時です。
20メートルくらい離れた丘の草むらから、ツキノワグマの子どもが現れました。
おにぎりが、喉につかえそうでした。
くまくんは、踵を返して、森に消えていきました。
初夏、親と別れた子ぐまは、一人懸命に生きていきます。
別れはちょっぴりつらいかもしれませんが、それ以上に母なる山がここにあります。
自然と人の調和のとれた、健やかな山であればこそです。
くまくん、元気でね!

◇児童文学『黄色い竜』(徳間書店)

 田んぼ、小川、湖など身近な自然の風景のなかで生きる、少年のひと夏の清新な物語。文字で描くことに専心した村上康成“初”の児童文学。

 むらかみ・やすなり/1955年岐阜県生まれ。創作絵本、ワイルドライフアートなどで、独自の世界を展開する自然派アーティスト。『ピンクとスノーじいさん』『プレゼント』『ようこそ森へ』などでボローニャ国際児童図書展グラフィック賞、『ピンク!パール!』でブラチスラバ世界絵本原画展金牌、『なつのいけ』で日本絵本賞大賞などを受賞。絵本に『ピンク、ぺっこん』『石のきもち』『さかなつりにいこう!』『リュックをしょって』『まっている。』などの他、エッセイに『水ぎわの珍プレー』、児童文学に『黄色い竜』など多数。森林文化協会の「森の親善大使」でもある。
村上康成BREEZINGオフィシャルストア https://www.y-murakami.com/
ミントミント 村上康成グッズ https://ymshopmint.cart.fc2.com/userpage?id=92594

 

PAGE TOP