絵暦

1月の絵暦

 

 

 

 

 

雪に埋もれたライチョウのカップルが、ほっこり。

あけましておめでとう。

雄はおしゃれな目の赤い肉冠で、雌を見つめる。

二羽は、じっと埋もれたまま。

熱い想いに、雪も融けそう。(村上康成)

 

※カレンダー『森へようこそ2025』(ユニオンサービス)より

■お知らせ

◇朝日チャリティー色紙展2025(能登半島未来応援展)

 

 朝日チャリティー色紙展2025(朝日新聞厚生文化事業団、朝日新聞社主催)は、「能登半島未来応援展」として、各界の著名人や漫画家の方々から寄贈された色紙約110点をインターネット上で展示し入札販売します。村上先生の作品も展示、販売されます。

 1月14日13:00~1月28日13:00

 石川県立輪島漆芸技術研修所へ、売上から開催諸経費として10%相当を除いた全額を寄託します。

https://www.asahi-welfare.or.jp/charity/shikishi2025/

◇「中津川市ひと・まちテラス」で作品展

 岐阜県中津川市にある図書館併設の複合施設「中津川市ひと・まちテラス」の1階で、25年3月末まで絵本やタブロー作品などの一部を展示しています。

同テラス1階に村上さんの壁画が展示されています。幅約5メートルの「中津川デザイン」と題された作品は、山と川とそこに暮らす人との調和そのものが描かれています。名物の栗きんとんや五平餅もどこかに描かれているそうです。

 作品展の展示内容は次の通りです。

 1月 「雲海のクマタカ」「婚姻色のイトウ」「蝶たち」など。

 2月 「くまくんです。」「まっている。」

 3月 「しろいちょうちょがとんでるよ」「ぴっけやまのおならくらべ」

 同館3階の児童書コーナーには「ぴっけやまのおならくらべ」、子ども支援センターには「しろいちょうちょがとんでるよ」からデザインされた壁面も待ち受けています。

 問い合わせ 0573-66-1111(内線4525)

 ※展示内容は変更になる場合もあります。

◇『くまくんです。』(ひさかたチャイルド)

 未来に向かう、世界中の子どもたちへ、大人たちへ。
村上康成が贈る、この星の上で共に生きるエール。

 作者の言葉(掲載文より一部抜粋)

夏の谷川で友人とヤマメ釣りをしていました。
お昼になって、おにぎりをリュックから出して、食べ始めた時です。
20メートルくらい離れた丘の草むらから、ツキノワグマの子どもが現れました。
おにぎりが、喉につかえそうでした。
くまくんは、踵を返して、森に消えていきました。
初夏、親と別れた子ぐまは、一人懸命に生きていきます。
別れはちょっぴりつらいかもしれませんが、それ以上に母なる山がここにあります。
自然と人の調和のとれた、健やかな山であればこそです。
くまくん、元気でね!

◇児童文学『黄色い竜』(徳間書店)

 田んぼ、小川、湖など身近な自然の風景のなかで生きる、少年のひと夏の清新な物語。文字で描くことに専心した村上康成“初”の児童文学。
■プロフィール
 むらかみ・やすなり/1955年岐阜県生まれ。創作絵本、ワイルドライフアートなどで、独自の世界を展開する自然派アーティスト。『ピンクとスノーじいさん』『プレゼント』『ようこそ森へ』などでボローニャ国際児童図書展グラフィック賞、『ピンク!パール!』でブラチスラバ世界絵本原画展金牌、『なつのいけ』で日本絵本賞大賞などを受賞。絵本に『ピンク、ぺっこん』『石のきもち』『さかなつりにいこう!』『リュックをしょって』『まっている。』などの他、エッセイに『水ぎわの珍プレー』、児童文学に『黄色い竜』など多数。森林文化協会の「森の親善大使」でもある。
村上康成BREEZINGオフィシャルストア https://www.y-murakami.com/
ミントミント 村上康成グッズ https://ymshopmint.cart.fc2.com/userpage?id=92594

 

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