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サンゴ食害が拡大 白浜・田辺沖で環境省確認

 北限のテーブルサンゴ群集地とされる白浜町と田辺市沖で、オニヒトデなどによるサンゴの食害が広がっていることが、環境省の調査で確認された。
 環境省は3月、白浜町沖の四双(しそう)島と、田辺市沖の沖島周辺で、サンゴを食害するオニヒトデなどの生息状況を調査した。四双島では、水深3メートルと7メートルの4カ所計2400平方メートルの海底を調べた。その結果、死んで藻類に覆われたり、白くなったりしたサンゴが多数確認された。サンゴが全滅した地点もあった。オニヒトデは35センチ以上の大きなものが30匹見つかった。オニヒトデの増加は、海水温上昇や富栄養化が原因とみられるという。
 一方、沖島では2カ所計1200平方メートルを調べたが、海底の7割をサンゴが覆い、良好な状態だった。オニヒトデも直径20センチ以下の3匹だけだった。
 環境省は今後、オニヒトデの産卵期である8月までに四双島で駆除を実施する。同省田辺自然保護官事務所の岩野公美・自然保護官は「予想した通りの結果だった。サンゴを回復させ、ほかの海域へのオニヒトデの拡大を防ぐため、駆除や情報収集を進めたい」と話した。

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