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中電、木質バイオマス発電所 御前崎・牧之原で23年運転開始 /静岡県

 中部電力は19日、再生可能エネルギー事業者のレノバ(東京都)などと共同で御前崎市と牧之原市にまたがる敷地に、出力約7万5千キロワットの木質バイオマス発電所を新設すると発表した。2021年4月に着工し、23年7月の運転開始をめざす。
 燃料には北米や東南アジア産の木質ペレットと、インドネシアとマレーシア産のパームヤシの殻だけを使う。年間の発電電力量は一般家庭約17万世帯分に相当する約5・3億キロワット時を見込む。投資額は公表していない。
 中部電は事業を運営する合同会社御前崎港バイオマスエナジーに出資する。出資比率はレノバ38%、中部電34%、鈴与商事10%など。
 中部電は30年ごろまでに再エネの設備容量をいまの2倍にする目標を掲げている。他社と組むなどしてこうした再エネの発電設備の新設を進めている。

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