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ヒグマ出没対策、ドローン浮上 自動で発見・確認→山へ追いやる AI活用、道が検討開始/北海道

 ドローンで上空からヒグマを見つけたら、市街地に入らないよう山奥へ追いやる――。クマの出没が相次ぐ中、AI(人工知能)を活用したそんなプランの実現性を探る道の取り組みが始まっている。札幌市南区で5日、ドローンのデモ飛行と自動飛行のためのマップ作成の作業があった。
 AIによる動画解析などを手がけるサンクレエ(札幌市)に道が委託し、今年度から3年がかりで行う事業。同市南区のスキー場「Fu’s」一帯の山林であったこの日は、道と札幌市のヒグマ対策の担当者のほか、野生生物の調査研究にあたるNPO法人の専門家らも参加した。
 調査用のドローンは30倍ズームのムービーカメラと熱赤外線センサーのカメラを載せ、とらえた画像はモニターにリアルタイムで表示される。センサーが生き物らしいものを検知して白く表示されたため、ムービーの画像を拡大するとシカだった。今後、自動飛行できるように、高低差の地図を作る作業が続いた。
 サンクレエ取締役の宇野哲哉さん(48)によると、画像がクマかどうかの判断にAIが活用できる。たくさんの画像を見せることで大きさや形などから判断できるようになるという。宇野さんは「認知できる仕組みを開発し、その原形をつくりたい。さらに自動飛行で効率良く発見、確認できるようにしたい」と話す。
 クマと確認後、ブザーを鳴らす、レーザー光を当てるなどクマがいやがることをして山奥へ追いやる手法も検討中だ。

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