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ヤマネの展示、20年機に一新 北杜のミュージアム、職員手作りの巣も /山梨県

 北杜市高根町清里の「清泉寮やまねミュージアム」が今春、開館20周年を迎えた。国の天然記念物に指定されているヤマネの研究や環境教育・保全にも取り組んでおり、展示を大幅に見直してリニューアルオープンした。
 施設の前には巨大なヤマネの巣が設けられた。「インスタ映え」もばっちりだ。館内に再現されたヤマネの住む森は、自然の素材を用いて全てスタッフが手作りした。ツルをつたってエサを探すといった生態を学ぶことができる。ヤマネの研究者で館長の湊秋作・関西学院大教授(65)らがまとめた最新のヤマネの分布図など大人向けの展示も充実した。
 道路整備などで分断された森の中でヤマネやリスなどの樹上動物が交通事故に遭わないよう、安全に行き来できる橋「アニマルパスウェイ」の普及も進めてきた。今回のリニューアルでは、新たにアニマルパスウェイの模型を設置し、パネルで紹介している。
 半年間の冬眠から覚めてすぐに動き出せるヤマネの体のしくみについての研究は、宇宙開発にも生かされている。湊館長は「ヤマネを守ることは、自然を守り、人間も含めたすべての生き物を守ることにつながります」と話す。
 問い合わせはやまねミュージアム(0551・48・3577)へ。

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