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茨城県・菅生沼の野焼きに参加しました

●野焼きの炎が赤く揺らめき、煙が太陽を隠すように立ち上りました

茨城県常総市の菅生沼のほとりで実施された野焼きに1月22日(日)、地元の「菅生沼を考える会」の皆さんをはじめとする約200人とともに参加してきました。

ここは主にオギやヨシの生える湿地ですが、タチスミレやハナムグラ、トネハナヤスリといった絶滅危惧植物も自生しています。かつては茅葺き屋根などに利用するため、オギやヨシの群落を定期的に刈り取ったり焼いたりしていて、タチスミレなどが育つのに良好な環境が維持されていました。ところが、そうした利用がなくなってタチスミレなどの衰退が心配されるようになったため、近くにある茨城県自然博物館の人たちが中心となって、2003年から毎年1月に野焼きを実施しています。

この日も午前9時から、ゴミ拾いや防火帯づくりをした後、約3haのエリアへ順々に火を入れました。わずかな高低差などが影響して、数mの高さまで大きな火が上がる場所があれば、なかなか火が回らない場所もありました。それでも、タチスミレがよく現れる付近は「ここ数年で一番焼けた」とのことで、春の成長や開花を期待できる状態になったようです。森林文化協会は、森林ばかりでなく、草原や湿地の自然再生や持続的な利用に関する活動も応援しています

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