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落ち葉を集めて堆肥づくり 埼玉・三富千人くず掃き

dsc00591-%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc 埼玉県所沢市下富地域の「ヤマ」と呼ばれる平地林で1月13日(土)、「第7回三富千人くず掃き」が開かれ、親子連れの参加者など約100人に交じって参加しました。主催は三富地域農業振興協議会。

 「くず掃き」とは落ち葉掃きのこと。川越、所沢、狭山、ふじみ野、三芳の4市1町にまたがる三富(さんとめ)地域では、落ち葉を発酵させて作る堆肥を用いた循環型の伝統農法が300年以上続いています。昨年3月には「武蔵野の落ち葉堆肥農法」として日本農業遺産に認定されました。
 林の中はコナラなどの落ち葉に覆われてふかふかです。参加者らは熊手を使って元気よく掃き集めていきます。山のように積まれた落ち葉は、ネットにくるまれたり、「八本ばさみ」という大きな竹かごに入れられたりして、車で次々と堆肥場へと運ばれました。午後はチェーンソーアートの実演を見学、堆肥場を訪れて落ち葉堆肥の作り方などの説明を受けました。

dsc00644-%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc この地域の伝統農法とそれを支える人たちを描いた原村政樹監督のドキュメンタリー映画「武蔵野」(111分)が昨年11月に完成、地元を中心に上映されています。また、屋敷林、畑地、平地林からなる短冊状の地割が残る三富新田は、朝日新聞社と森林文化協会が2009年1月に公表した「にほんの里100選」に選ばれています。

 

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