年報『森林環境』
「森林環境2019」 特集・森林環境 多事争論
森林や環境に携わる研究者や記者らでつくる森林環境研究会が、1年間の調査・研究活動の成果をまとめた年報です。
今回の特集テーマは「森林環境 多事争論」。森林に関わる環境・社会・文化に関する通説、あるいは一定の人々が共有している説を、研究会の各メンバーが取り上げ、専門的な視点から通常とは異なる光を当てて論考を試みました。多事争論とは、多くの人が様々な議論を戦わせることを意味し、多数派が力を持ちやすい社会の中で一人ひとりが自由を維持するために不可欠な理念です。
※有料の印刷版をご希望の方は、森林文化協会へご連絡ください。
- 編著=森林環境研究会
- 責任編集=井上真+桑山朗人
- 発行=公益財団法人森林文化協会
目次
- 特集
- はじめに 井上 真・桑山朗人
- その1 新しい森の思想を創生することは可能か?/井上 真
- その2 生態系への投資がなぜ必要なのか?/鎌田磨人
- その3 国産材CLTで日本の森林・林業はよみがえるのか?/青木謙治
- その4 災害大国でいかに安全に生きるか?/一ノ瀬友博
- その5 グローバルな視点から日本の自然を観光のまなざしで捉えられるか?/田中伸彦
- その6 オランウータンはボルネオの熱帯林を護(まも)れるのか?/酒井章子
- その7 エコツーリズムは地域住民と野生動物の共生を実現できるのか?/原田一宏
- その8 バイオマスエネルギーは再生可能エネルギーなのか?/則定真利子
- その9 被災地支援は地域の自立につなげられるか?/伊藤智章
- その10 日本の森林は再生可能エネルギーの資源となり得るのか?/桑山朗人
- その11 サステイナビリティは21 世紀の文明たり得るか?/田中俊徳
- その12 [座談会より]森林を守り、共存するために、私たちは持続可能な社会を築けるか?
- トレンド・レビュー From HUFFPOST
- 扉+裏表紙側目次
- 人口減少時代の海岸林/一ノ瀬友博
- ユネスコエコパーク 持続可能な発展のモデル地域となるか?/田中俊徳
- 大規模農園に転換される熱帯林/酒井章子
- 再生可能エネルギー「前のめり」への疑問/伊藤智章
- 緑のデータ・テーブル
- 2018 年 森林環境年表
- あとがき・奥付(森林環境研究会名簿)