発行物

年報『森林環境』

「森林環境2007」 

2007身近な里山問題から世界の森林事情にいたるホットな話題を掲載。 科学と政策、文化をつなぐ環境年鑑です。
(1)特集・動物反乱と森の崩壊、(2)トレンド・レビュー、(3)緑のデータ・テーブルの3部構成。

  • 編集=森林環境研究会
  • 責任編集者=安田喜憲+森本幸裕
  • 発行=森林文化協会
  • 発売=朝日新聞社
  • 定価=本体2,000円(税別)、協会会員は1,800円(税別)

目次

まえがき
「揺らぐ生態系ピラミッドから考える」森本幸裕
巻頭言
「里山と動物」河合雅雄
1<特集・動物反乱と森の崩壊>
「ツキノワグマの生態から日本森林を考える」大井徹
「里中に侵入するイノシシ問題」高橋春成・増山雄士
「シカ問題と自然再生」羽山伸一
下北半島におけるニホンザルの分布と森林植生」三戸幸久
「データでみる野生動物の分布変化」中島尚子
「森林を再生する『天然力』としての動物」高橋一秋・鷲谷いづみ
「トキの野生復帰と里山再生」本間航介
「緑の回廊プロジェクト・チンパンジーの生息地を植林でつなぐ」松沢哲郎
「川柳にみる江戸時代の人と野生動物観」安田容子
2<トレンド・レビュー>
「早くも頭打ち、出遅れ/日本の自然エネルギー利用の現状」竹内敬二
「CDM植林事業と熱帯林における生物多様性の問題」福山研二
「森林再生では自然の地域性に配慮しよう!」小林達明
「里山と竹林問題」柴田昌三
「林業公社問題から何を学ぶべきか」村田泰夫
3<緑のデータ・テーブル>
「世界の森林資源評価2005を読む/森林資源の変化と森林管理の方向」立花敏
「2006年森林環境年表」
<コラム>
「森の健康診断」辻陽明
「NPOの活動と行政」桜井尚武
「野生動物保護への順応と文化化」井上真
「資源戦争の中の資源生産」有馬孝禮
「ICLEE2006OSAKAと森林再生」森本幸裕
「オーストラリア短見/環境の安全保障を考える」松下和夫

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