発行物

年報『森林環境』

「森林環境2008」 

2008身近な里山問題から世界の森林事情にいたるホットな話題を掲載。 科学と政策、文化をつなぐ環境年鑑です。
(1)特集・動物反乱と森の崩壊、(2)トレンド・レビュー、(3)緑のデータ・テーブルの3部構成。

  • 編集=森林環境研究会
  • 責任編集者=有馬孝礼+辻陽明
  • 発行=(財)森林文化協会
  • 発売=朝日新聞社
  • 定価=本体2,000円(税別)、協会会員は1,800円(税別)

目次

まえがき
バイオマス資源を利用するということ/有馬孝礼
巻頭言
眠れる資源,森林のバイオマスをどう活用するか/熊崎実
1<特集・草と木のバイオマス>
バイオマスのエネルギー化技術のいま/志水一允
持続可能な日本社会とバイオマス政策/泊みゆき
温暖化対策としての木材利用/井原俊一
地域バイオマス資源の活用にむけて/川野美奈子
欧州における木質バイオマスエネルギー利用拡大の背景/久保山裕史
インドネシアでバイオマスのガス化発電/辻陽明
アマゾン・ルポ/21世紀のエネルギー大国をめざすブラジル/中村浩彦
食料の争奪戦が森林破壊につながる/村田泰夫
草原バイオマスの古くて新しい利用/高橋佳孝
バイオマス利用とウェットランドの保全・活用/鷲谷いづみ
炎の文化再生-21世紀の火のある暮らしへ/相川高信
木質ペレット利用の現在/小島健一郎
2<トレンド・レビュー>
転換期を迎えた北東アジアの木材貿易-ロシア,中国の最近の動き/山根正伸
気候安全保障と洞爺湖サミット/松下和夫
国際生物多様性の日記念シンポジウム「生物多様性と温暖化」/福山研二
3<緑のデータ・テーブル>
大きく進展,「ポスト京都」にはずみ-2007年の温暖化論議/竹内敬二
SGEC 広がり始めた日本の森林認証制度/藤原勇彦
2007年森林環境年表/編集部
<コラム>
インドネシアにおけるアブラヤシ農園開発の光と影/井上真
菜の花プロジェクト/藤井絢子
防災と生物多様性/森本幸裕
ハゲワシの森の復活/安田喜憲

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