年報『森林環境』
「森林環境2013」 地域資源の活かし方 -人・自然・ローカルコモンズ-
身近な里山問題から世界の森林事情にいたるホットな話題を掲載。科学と政策、文化をつなぐ環境年鑑です。
(1)特集:地域資源の活かし方-人・自然・ローカルコモンズ-、(2)トレンド・レビュー、(3)緑のデータ・テーブルの3部構成。
- 編著=森林環境研究会
- 責任編集者=松下和夫・井上真
- 発行=(公財)森林文化協会
- 発売=朝日新聞出版
- 定価=本体2,000円(税別)、協会会員は1,800円(税別)
目次
- まえがき
- 復旧・復興や地域資源は誰のため?/井上真
- 巻頭論文
- 限りある生態資源を利用する/秋道智彌
- 1<特集:地域資源の活かし方-人・自然・ローカルコモンズ->
- 多様に広がるコモンズの世界/三俣学
- 入会から世界を変える/齋藤暖生
- 森林ボランティアと農山村がつくる「開かれたコモンズ」/山本信次
- 限界集落とローカルコモンズ/大久保実香
- 撤退する農山村のランドスケープ再編/一ノ瀬友博
- コモンズの進化生態学的起源と「さとやま」/鷲谷いづみ
- 危機に瀕する京のグリーンコモンズ/森本幸裕
- 地域資源としてのフットパス/泉留維
- 旧入会地の茅場を復活/海老沢秀夫
- 2<トレンド・レビュー>
- グリーン経済の意味するもの/松下和夫
- 森林と人間社会/池田憲昭・M.ランゲ
- 渚の生態系サービスを取り戻す/鈴木孝男
- 森林と放射能汚染/森治文
- 「脱原発」から「脱・脱原発」か?/竹内敬二
- 過疎地の震災復興/伊藤智章
- 3<緑のデータ・テーブル>
- 2012年の温暖化交渉/竹内敬二
- 2012年森林環境年表/編集部
- <コラム>
- 海岸砂防林の頑張りを見直そう/桜井尚武