発行物

年報『森林環境』

「森林環境2014」 森と歩む日本再生

2014森林や環境に携わる研究者やジャーナリストらでつくる森林環境研究会が、1年間の活動の中で生み出した緑の年報。特集「森と歩む日本再生」では、3.11後に求められるべき日本の新しい姿に向けて、国土の3分の2の面積を占め、身近に存在する豊かな森を生かしながら歩んでいくための今後の道筋を、林業、エネルギー、被災地復興、農山村の暮らしといった、さまざまな視点から考えて提示している。

  • 編著=森林環境研究会
  • 責任編集者=竹内敬二・森本幸裕
  • 発行=(公財)森林文化協会
  • 発売=朝日新聞出版
  • 定価=本体2,000円(税別)、協会会員は1,800円(税別)

目次

まえがき
山や森の資源と魅力を再認識したい/竹内敬二
巻頭論文
『森林飽和』時代の森林の管理と利用/太田猛彦
特集 森と歩む日本再生
森林・林業再生の論理と地域林業の変貌/岡田秀二
本当の林業再生と中山間地再生のキー「自伐(型)林業」/中嶋健造
再造林コストの削減を考える/中村松三
被災地再生と森林・林業/山本信次・阿部瀬良
森と暮らしをつなげて新しい産業をつくりだす/佐々木豊志
注目が集まる木質バイオマス発電/米山正寛
森と水の恵みを活かした地域再生/寺西俊一・藤井康平・石倉研
農山村の「つながり」と「人」が若者たちをひきつける/金井久美子
うみ・ひと・まち、そしてみどりの復興事業へ/宮城俊作
鎮守の森と地域社会/糸谷正俊
ストックのある暮らし/岡惠介
山で働く人々/田村早苗
ラオスに見る「足るを知る」生活/圓谷浩之
トレンドレビュー
シカとヒトと生物多様性に関する考察/鷲谷いづみ
漂流を続ける福島事故後のエネルギー政策/竹内敬二
森林土壌と土壌動物の放射線影響/金子信博・中森泰三
「雨庭」のすすめ/森本幸裕・阿野晃秀
コラム
二宮尊徳と「ほうとく」エネルギー/松下和夫
伊勢神宮 式年遷宮の伝統の危機/伊藤智章
緑のデータテーブル
2013年森林環境年表

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