発行物

年報『森林環境』

「森林環境2021」 特集・森林と自然エネルギーを再考する

森林や環境に携わる研究者やジャーナリストらでつくる森林環境研究会が、1年間の活動の中で生み出した年報です。

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特集テーマは「森林と自然エネルギーを再考する」です。地球温暖化の原因とされる二酸化炭素を出さないように、エネルギー源として化石燃料に頼ることなく、太陽光や風力といったさまざまな自然エネルギー(再生可能エネルギー)への転換が望まれています。このうち森林は二酸化炭素の吸収源として期待が高まっています。特集では、これらの自然エネルギーは果たして活用できているのか、できていないとすれば何が課題となっているのか、を探る糸口を提供しています。

※有料(定価1980円・税込み)の印刷版をご希望の方は、森林文化協会へご連絡ください。

 

  • 編著=森林環境研究会
  • 責任編集者=村山知博+青木謙治
  • 発行=公益財団法人森林文化協会

目次

1章. 自然エネルギーの現状を考える
その1 世界は「自然エネ100%」へ動き出した/大野輝之
その2 営農型太陽光発電で農業・再エネを同時振興/吉田好邦
その3 日本国内のエネルギー転換への展望/松原弘直
その4 自然エネルギーと農山漁村の調和/馬上丈司
その5 洋上風力発電は再エネのトップランナー/荒川忠一
2章. 森林とエネルギー
その6 日本の再生可能エネルギー政策と森林環境/高橋 洋
その7 熱帯の泥炭、永久凍土の行方/伊藤昭彦
その8 森林エネルギーによる内発的発展/春日隆司
その9 私たちの生活の中にある木材は炭素の貯蔵庫/加用千裕
その10 建築材料から見た木材の省エネルギー/古俣寛隆
その11 バイオマスエネルギーの可能性と課題/泊みゆき
総括
連載を通して学んだこと、今後の日常生活への活かし方/村山知博・青木謙治
トレンド・レビュー
扉+裏表紙側目次
新型コロナウイルスが問いかける私たちの食と農/田村典江
コロナ禍の農山漁村への影響と都市集中是正/山本信次
ポストコロナ時代の観光のカタチ/田中伸彦
コロナ禍における海洋プラスチック汚染を考える/原田禎夫
緑のデータ・テーブル
2020年 森林環境年表
あとがき・奥付
森林環境研究会名簿

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