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年報『森林環境』

「森林環境2011」 国際森林年 森の明日を考える12章

2011身近な里山問題から世界の森林事情にいたるホットな話題を掲載。科学と政策、文化をつなぐ環境年鑑です。
(1)特集:森の明日を考える、(2)トレンド・レビュー、(3)緑のデータ・テーブルの3部構成。

  • 編著=森林環境研究会
  • 責任編集者=桜井尚武+松下和夫
  • 発行=(財)森林文化協会
  • 発売=朝日新聞出版
  • 定価=本体2,000円(税別)、協会会員は1,800円(税別)

目次

まえがき
森の再生 途上国にもひとすじの光/松下和夫
巻頭言
国際森林年にむけて/桜井尚武
1<特集:森の明日を考える>
(1)再植林 中国の森林再生とその背景/関良基
(2)コスタリカの森林・環境政策/PESを中心として/松下和夫・千葉知世
(3)ベトナムのマングローブ林の再生/ファン・グエン・ホン
(4)温暖化と森林火災によるロシア北方林の減少:不確実な未来/大澤晃
(5)熱帯林の減少と劣化はなぜ続くのか/CIFORでの活動を踏まえて考える/藤間剛
(6)温暖化防止対策としての森林保全:REDD+制度設計の課題/井上真
(7)変わりゆく熱帯林と地域住民/インドネシアにおけるREDD+プロジェクトの事例/原田一宏
(8)モントリオール・プロセスの展開と基準・指標の活用/後藤健
(9)森林認証制度の現状と課題/FSC認証制度を中心に/矢口哲三・佐々木聡子
(10)生物多様性評価と森林/近づく生態系の跳躍的変化に向き合う/鷲谷いづみ
(11)「ナラ枯れ」の増加から里山との向き合い方を考える/黒田慶子
(12)森林・林業の再生に向けた改革の前提とその展望/「森林・林業再生プラン」を検証する/井坂暢也
2<トレンド・レビュー>
中国・黄土高原の緑化/高見邦雄
地球生きもの会議(COP10)を振り返る/伊藤智章
生態系と生物多様性の経済学(TEEB)報告を読む/古田尚也
生物多様性を分かりやすく伝える―CEPAの展開―/川廷昌弘
URBIO 2010と都市の生物多様性指標/森本幸裕
3<緑のデータ・テーブル>
「世界森林資源評価2010年版」を読む/立花敏
2010年の温暖化交渉/停滞の中、政治の意志を示した「カンクン合意」/竹内敬二
2010年 森林環境年表

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