発行物

年報『森林環境』

「森林環境2009」 

2009身近な里山問題から世界の森林事情にいたるホットな話題を掲載。 科学と政策、文化をつなぐ環境年鑑です。
(1)特集・生物多様性の日本、(2)トレンド・レビュー、(3)緑のデータ・テーブルの3部構成。

  • 編集=森林環境研究会
  • 責任編集者=福山研二+安田喜憲
  • 発行=(財)森林文化協会
  • 発売=朝日新聞出版
  • 定価=本体2,000円(税別)、協会会員は1,800円(税別)

目次

まえがき
熟年夫婦の行く末/福山研二
巻頭言
生物多様性の危機と課題/鷲谷いづみ
1<特集・生物多様性の日本>
暮らしの場を追われる生き物たち-名古屋COP10 救いの道筋をどう描く/桑山朗人
草地の生物多様性を活かす/高橋佳孝
水田が育む生物多様性/山本勝利
里山昆虫による生態系サービスを活かす/前藤薫
外国人が見た江戸の生物多様性/大場秀章
コウノトリと生きものがにぎわう郷/池田啓
人工林の生物多様性/牧野俊一
市民が調べる地域の自然/浜口哲一
トンボの危機を市民研究者が評価する/須田真一、角谷拓、鷲谷いづみ
国連生物多様性条約とCOP10/香坂玲
2<トレンド・レビュー>
里の価値の再発見-「にほんの里100選」一覧/森林文化協会
すこやかな日本の里を指標する生物たち/角谷拓、須田真一、大谷雅人、西原昇吾、鷲谷いづみ
第三次生物多様性国家戦略と生物多様性総合評価/守分紀子
生き物のにぎわいとつながりを取り戻す 千葉県の「戦略」/熊谷宏尚
生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)と「なごや戦略」/安田喜憲、増田達雄
日本の気候変動政策の検証:セクター別アプローチ提案を中心として/松下和夫
農地をCO2の吸収源として活用する/村田泰夫
3<緑のデータ・テーブル>
「重要な2009年への準備進む」2008年の温暖化交渉/竹内敬二
2008年森林環境年表/編集部
<コラム>
桂離宮の竹生垣と出雲の築地松-賢い適応/森本幸裕
人工林と生物多様性/有馬孝禮

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