つくば万博の森
宝篋山の表記統一 国土地理院
茨城県つくば、土浦両市の境にある宝篋山(標高461メートル)の表記が「宝篋山」(小田山〈おだやま〉)に統一され、国土地理院の地図に掲載されることになりました。1月24日からインターネット上の「地理院地図」に表記され、今後は市販の地形図にも掲載される見通しです。
宝篋山は筑波山の南に位置し、山の名前は山頂にある石造の供養塔「宝篋印塔(いんとう)」に由来します。山頂の北側には森林文化協会が管理している「つくば万博の森(万博記念の森)」(広さ約10ヘクタール)があります。
近年は登山道が整備されるなどし、年間約10万人が訪れるようになりましたが、地図に山の名前がなくて不便でした。両市が昨年12月、地元で使われている呼び名の「小田山」も加え、地名を表記するよう求める申請書を同院に提出していました。
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宝篋山山頂から筑波山をのぞむ