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棚田照らす、準備万端 上毛「とうろう祭」へ試験点灯 /福岡県

 秋の里山をたいまつと竹灯籠(とうろう)で照らす「西友枝とうろう祭」が23日、上毛町の西友枝体験交流センターゆいきららと周辺である。地区に広がる棚田の魅力を広く発信しようと、地元住民らが実行委員会をつくって開いている。
 幻想的な光で棚田を印象的に見せるため、ゆいきららと約1ヘクタールの棚田のあぜなどに、たいまつ8本や高さ10~20センチの竹灯籠約1500個をともす。
 午後3時の「オーロラ源星中津太鼓」(大分県中津市)の演奏で開幕。その後、地元の友枝子供神楽、上毛龍神(りゅうじん)太鼓のステージがあり、5時半に竹灯籠に点火。6時から「こうげ音楽倶楽部」、7時から友枝神楽がステージを盛り上げる。新米や地元産品を販売する西友枝屋台村も開店。つきたての餅やジャンボしし鍋などが味わえる。
 20日夕には試験点灯があり、竹灯籠を置く場所などを検討した。委員会によると、山あいの西友枝地区には約80ヘクタールの棚田がある。今年は日照りがよく米の味もいいという。
 実行委員長の福本利三さん(66)は「昨年より竹灯籠も販売も規模を拡大した。多くの人に来てほしい」と話している。問い合わせは、ゆいきらら(0979・72・3939)。

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