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知床100平方メートル運動、散策し考える40年 シンポや講演会 斜里 /北海道

 豊かな自然を取り戻そうと1977年に始まった「しれとこ100平方メートル運動」の40周年記念事業が16日、斜里町の主催で行われ、全国から運動参加者約40人が集まり、散策路を歩き自然再生の現状を確かめたほか、講演会やシンポジウムも開かれた。
 知床は、大正初期からの入植者の離農が相次ぎ、60年代後半には開発業者による離農跡地の買収が進んだ。同町は乱開発を懸念して、土地を買い戻す募金にナショナルトラスト運動を展開し、97年には目標額を達成。買い戻した土地に自然を再生させる「100平方メートル運動の森・トラスト」へ引き継ぎ、世界自然遺産登録に結びついた。運動参加者は個人・法人含めて約6万7千人にのぼるという。
 散策路は知床自然センターを基点に新たに設けられた往復5キロのコース。参加者は、森林が伐採され更地となった開拓放棄地で、シカによる食害に悩まされながら進む造林などについて説明を受けた。
 同センターで開かれたシンポジウムには、町民ら約120人が参加。税所(さいしょ)功一・同運動推進関東支部長や、企業ぐるみで運動を支援しているダイキン工業の藤本悟CSR・地球環境センター室長らが登壇し、知床への思いや将来の方向などを話し合った。税所さんは「新たな運動のシンボルとして、知床でのカワウソ復活を掲げてみてはどうか」などと提案していた。
 17日は運動の地でトドマツ200本を植樹する。

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