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オオグソクムシの形、家族向け新メニュー 南知多ビーチランド、飲食店に登場/愛知県

 深海底に生息し、子どもたちに人気のオオグソクムシをモチーフにした新メニューが9日、南知多ビーチランド(美浜町)のレストラン・ザ・ビーチに登場した。「オオグソクムシが大好き」というシェフの佐久間博三さん(41)が考案した。
 オオグソクムシは体長10~15センチで水深150メートル以上の深海底に生息。ダンゴムシやフナムシの仲間だ。渥美半島沖の遠州灘での底引き網漁でかかったものを、地元の漁師がビーチランドに提供している。「ふれあいおさかな館」では水槽に手を入れて触ることができ、子どもたちに人気だ。
 「甲殻類らしく目が無表情でかわいい。そのかわいさを表現したかった」と佐久間さん。試作品を飼育員に何度も見せては「駄目出し」をもらいながら、完成にこぎつけたという。
 ライスの上に乗せたローストビーフで甲羅の段差を、目はノリ、触角は紫タマネギで表現した。「子ども向けの味付けなので、親子でシェアして顔をほころばせてくれたら」。1皿1300円(税込み)、11月26日まで。問い合わせは南知多ビーチランド(0569・87・2000)へ。

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