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富士ヒノキ、全国PRへ組合 製材業者ら、ブランド化で需要開拓 /静岡県

 富士山世界遺産センター(富士宮市)での採用を機に富士ヒノキ材を全国に売り込もうと、県内の製材業者らが「フジヒノキメイド有限責任事業組合」(佐野正成代表)を設立し、8月末に富士市内で事業説明会を開いた。
 富士ヒノキは富士山麓(さんろく)(富士、富士宮、裾野、御殿場4市と小山町)の火山土壌で育ち、成長が緩やかで強度があるという。富士市や森林組合、加工組合などで組織する富士地区林業振興対策協議会が「FUJI HINOKI MADE(フジヒノキメイド)」のブランドを作り、官民一体での需要開拓を目指している。12月開館予定の遺産センターの木格子には製材出荷段階で約223立方メートルが使われた。
 同ブランドは、「環境に配慮して適正管理された森林」を示す国際認証SGECを取得した山林の産出。さらに遺産センターの木格子は7月、このSGECを「建設プロジェクト」として国内で初めて獲得した。
 遺産センター開館で木格子が多くの観光客らの目に触れる。これをチャンスととらえ、組合設立によって販売体制を一本化して売り上げの拡大を目指す。「富士ひのき加工協同組合」(富士市)、「ランバーリング・カツマタ」(同)、「影山木材」(静岡市)の3製材工場などが参加し、事務所を木材流通業「マルダイ」(富士市)に置く。
 佐野代表は「ヒノキブランドは全国に数多くあり、『霊峰富士』のネームバリューを生かして売り込んでいきたい」と意気込む。

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