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「河川・ダムの健全性の評価結果」を初公表

堤防・ダムなどの河川管理施設等について、2013年の河川法の改正により位置づけられた維持・修繕に関する技術的基準等に基づいた点検評価を行っており、その試行として「河川・ダムの健全性の評価結果」を初めて公表した。不健全な状態で直ちに対策が必要となるような施設は確認されなかったが、一部の施設には進行性の変状が確認され、適切な時期に予防保全の観点から補修を行う必要があることがはっきりした。

 

結果の概要によると、国管理河川の堤防(1万3612km)の23.1%、樋門(8033施設)の16%、水門(343施設)の19.2%で健全度の低い予防保全段階にあった。またダムは、国と水資源機構が管理する121カ所の13%、都道府県が管理する413ダムの6%で予防保全段階にあった。

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