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放射性セシウムを吸収しにくい水稲を開発

農研機構を中心とする研究グループが、イオンビーム照射による突然変異法を使って、放射性セシウムを吸収しにくいコシヒカリ(Cs低吸収コシヒカリ)の開発に成功した。このコシヒカリは、イネの耐塩性に関わるタンパク質リン酸化酵素遺伝子(OsSOS2)に変異が生じたことで、根のセシウム吸収が抑制された。Cs低吸収コシヒカリの生育特性や収量、食味はコシヒカリとほぼ同等で、コシヒカリと同じ方法で栽培できる。この成果は英国科学雑誌「Scientific Reports」に掲載された。

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