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震災犠牲者への祈り、ヤマアジサイに込め 金沢区の神社で見ごろ

 横浜市金沢区の瀬戸神社(佐野和史〈かずみ〉宮司)境内にある約150種のアジサイが見ごろを迎えている。ヤマアジサイが中心で、佐野宮司の妻玲子さん(65)が一部を自宅で育てていたが、2011年3月の東日本大震災に心を痛め、翌月から犠牲者の御霊(みたま)に捧げようと両手を合わせた祈りの形で境内に植え始めたものだ。
 ヤマアジサイは日本原産で、花をつける小型樹木。境内の地面に最大1メートルほどの株が植えられ、種類別に説明書きもある。ヤマアジサイに魅せられた玲子さんが土を整え、剪定(せんてい)や雑草処理などを重ねて、約150種類にまで増えた。
 高所でも咲くことから「天に一番近い花」とも呼ばれるという。玲子さんは「花の美しさとともに、祈りの気持ちも込めて見ていただければ」と話す。
 神社は京浜急行・シーサイドラインの金沢八景駅から徒歩すぐ。花は6月10日ごろまで楽しめるという。

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