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後輩全員に木の机 「本物の良さ知って」 丸亀の木材会社長、小学校に贈る

 丸亀市の木材会社「山一木材」社長の熊谷國次さん(68)が、母校の栗熊小の児童に自社で考案、製作した木の学習机とイスを2014年から毎年プレゼント。今春、全校児童125人分がそろい、市教委が熊谷さんに感謝状を贈った。
 国産の無垢(むく)材を使った机は天板が幅70センチ、奥行き49・5センチ。高さは55~70センチの間で5段階に調節でき、イスも32~38センチで3段階に調節できる。
 スギを主体にケヤキ、ヒノキ、サクラ、そして学校名にちなんだクリの5種類の木を組み合わせて作っている。天板の三方を木枠で囲み、消しゴムや鉛筆が落ちないように工夫した。机の底にはキャスターもついていて、子どもでも移動しやすいつくりになっている。
 スギの香りとやわらかい肌合いが子どもたちの免疫力や学習意欲を高めるという話を本で読み、「母校の子どもたちに使ってもらいたい」と考えた熊谷さん。当時の校長に打診し、2014年春に新1年生29人分を寄贈した。それからも学年ごとに贈り続け、今年は1年生と5年生に寄贈。全校児童が「マイデスク」で勉強できるようになった。
 この春から木の机を使っている5年生の女の子(10)は「自然の木のいい香りがして、授業に集中できるようになりました」と話す。熊谷さんは「本物の良さを知って成長してほしい」と期待している。今後もメンテナンスなどを通じて児童たちを見守るつもりだ。

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