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「ニホンウナギの生息地保全の考え方」を公表

環境省は「ニホンウナギの生息地保全の考え方」をとりまとめた。ニホンウナギ(Anguilla japonica)は、外洋のマリアナ諸島西方海域に産卵場を持ち、東アジアの沿岸で成長する降河回遊魚で、一生の大部分を河川や沿岸域で過ごす。その個体数は、1960年から70年代と比較すると大きく減少しており、環境省は絶滅危惧IB類に指定している。河川や沿岸域の生息環境変化が要因の一つと考えられることから、環境省では、専門家による検討会で保全に向けた議論を進めた。まとまった「ニホンウナギの生息地保全の考え方」は、ニホンウナギが生息する河川や沿岸域の環境を保全・回復する基本的な考え方と技術的な手法の例を示している。

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