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四国山地で2組の親子グマを確認

剣山山系及びその周辺に生息する四国のツキノワグマは絶滅のおそれのある地域個体群とされ、四国森林管理局は環境省中国四国地方環境事務所、特定非営利活動法人四国自然史科学研究センターと連携して2014年度から調査を続けている。3年目の2016年度には、センサーカメラの映像で初めて親子グマの姿が確認され、この調査開始後では初めて世代交代が起きていることがはっきりした。

 

2016年度に捕らえられたクマの個体は延べ30頭で、少なくとも5頭(亜成獣1頭、幼獣4頭)は初めて見つかった個体とみられる。親子グマ(成獣1頭と幼獣2頭)の姿は、徳島県三好市の国有林内で1回、同県那珂町の民有林内で3回撮影され、その分析から少なくとも2組の親子が活動していた判断した。

 

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