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生物多様性を維持する新しい理論の提示
- 2017/03/09
- 京都大学プレスリリース
植物の生物多様性維持には花粉と種子の生産バランスが重要な役割を果たしているとの新しい理論を、小林和也・京都大学フィールド科学教育研究センター講師が見つけた。光や水といった光合成に必須の資源について、利用可能な量が種によって異なる状況を模したシミュレーションを用いて理論を検証したところ、実際のフィールドで観察される生物多様性をうまく再現できた。
植物の生物多様性維持には花粉と種子の生産バランスが重要な役割を果たしているとの新しい理論を、小林和也・京都大学フィールド科学教育研究センター講師が見つけた。光や水といった光合成に必須の資源について、利用可能な量が種によって異なる状況を模したシミュレーションを用いて理論を検証したところ、実際のフィールドで観察される生物多様性をうまく再現できた。