ニュースピックアップ
ニュースピックアップ

首都圏の業者に「森林認証」PR オホーツク総合振興局 /北海道

 環境に配慮して管理された森林にお墨付きを与える「森林認証」の広さで全国有数のオホーツク地方で14日、首都圏の建設業者らを招いた見学会があった。東京五輪・パラリンピックの会場の建材として、認証林の木材に注目が高まっていることを背景に、道オホーツク総合振興局が初めて企画し、オホーツク産材をPRした。
 見学会のツアーは3日間の日程で東京の大手開発会社など4社が参加。初日は、昨年末に稼働し、認証林の未利用材を燃料とする紋別バイオマス発電所などを視察。15日は、木をふんだんに使ったユニークな設計で知られる地元金融機関の支店などを見学する。
 全国の認証林約185万ヘクタールのうち約3割の63万ヘクタールが同地方に広がる。参加者の一人は「認証林への注目は高く、外国では政府が海外企業向けに大がかりなツアーを組むこともあるが、日本では珍しい」と話した。

PAGE TOP