ニュースピックアップ
ニュースピックアップ

東近江の自然、丸ごと感じて 6月にイベント 

 東近江を丸ごと味わって――。自然環境について考えるシンポジウムに加えて、カヤックや自転車、登山を体験して自然の尊さを感じてもらうイベント「SEA TO SUMMIT(シートゥーサミット)」(海から頂上へ)が、6月3、4の両日、東近江市で開かれる。
 東近江市は、琵琶湖から鈴鹿山脈まで変化に富んだ自然を観光資源としてとらえており、その魅力のPRを目指す。
 イベントは、アウトドア用品製造販売のモンベルが2009年から各地で続けている。今年は東近江市を含めて全国12カ所であり、県内が会場になるのは初めて。東近江市では、市と地元団体、モンベルで実行委員会をつくり実施する。
 3日は、てんびんの里文化学習センター(五個荘竜田町)で環境シンポジウムを開催。東近江の自然や生き物、伝統文化などを地元の人らが紹介する講演などが計画されている。
 4日は、スポーツをしながら市内を横断する。能登川水車とカヌーランド(伊庭町)をカヤックで出発。琵琶湖に出て往復11キロをこいだ後、自転車に乗り換えて愛知川沿いをさかのぼり「道の駅 奥永源寺渓流の里」(蓼畑町)まで38キロを走行。ここから山を登り、6キロ先の銚子ケ口東峰(標高1076メートル)を目指す。計55キロの行程だ。
 イベントには300人程度の参加を見込む。募集は4月3日からの予定で、特設ウェブサイトから申し込む。実行委員会の問い合わせは森と水政策課(0748・24・5524)へ。

PAGE TOP