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丸太3756本、木造ドーム 県産ヒノキ使用、室戸に完成

 県立室戸広域公園(室戸市領家)に「木造ドーム」が登場した。21日に落成式があり、室戸高校の野球部員と女子野球部員が始球式を行い、木の香りも高い屋内練習場の完成を祝った。
 太さ約12~22センチの県産ヒノキの丸太3756本を組み上げたトラス構造で、ステンレス製の屋根を内部から支えている。丸太は県森林組合連合会奈半利共販所から出荷された。鉄筋の壁の3方は大きな窓になっており、内部は明るい。
 2階建てで延べ面積3310平方メートル。人工芝のアリーナ部分は約2500平方メートルと野球場の内野がすっぽり入り、テニスコートなら3面とれる。高さも19メートル余あり、むくの丸太を使ったトラス構造のドームとしては国内最大級という。
 公園は南海トラフ地震など大規模災害発生時には安芸エリアの総合防災拠点になる。支援物資の集積や荷さばきに備え、ドームには大型車が出入りできる幅約5・3メートル、高さ約4・2メートルの扉も2カ所設置された。建築に携わった県建築課の斎藤祐司主幹は「館内に入ると、外観からは想像できない木の空間が広がります。樹齢30~60年のヒノキ材を使い、雨にもさらされないので長期間利用できる」と話す。
 室戸には大学や高校、韓国の少年野球チームなどがキャンプに訪れる。雨天練習場として活用できるドームの完成で、地元は利用者の増加を期待している。

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