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身近な水の生き物、よく知ろう アクアワールドで企画展

 ゲンゴロウにタガメ、アメンボ、ヤゴ――。そんな身近にいる水生昆虫などを集めた企画展が21日、アクアワールド大洗水族館で始まった。なじみがあるのに意外と知られていない生態を紹介し、環境にも目を向けてもらおうと、親子で楽しめる内容になっている。
 タイトルは「ボクらの生きもの図鑑(アルバム)~水生昆虫大集合~」。展示してある約40種、200点を超す生物たちは、同館職員が県内を中心に採取したり、卵から育てたりしたものばかり。
 ゲンゴロウの生息数が減っていることや、アカハライモリは皮膚に毒を持っていることなどをパネルで説明。タガメが小魚を一撃で捕食する映像や、刺激を与えるとウミホタルが実際に光る様子も見ることができる。同館が企画展で水生昆虫類にスポットを当てるのは初めてという。「親子で会話しながら見ていただければ」と、来場を呼びかけている。5月7日まで。

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