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世界のチョウ1400種が大集合 ふじのくに地球環境史ミュージアム

 ふじのくに地球環境史ミュージアム(静岡市駿河区大谷)で、県内に生息するチョウや世界各地の代表的なチョウ約1400種の標本が展示されている。2011年に78年ぶりにブータンで見つかり、「ヒマラヤの貴婦人」とも称されるブータンシボリアゲハの標本も、来年1月9日まで見られるという。
 最南の生息地が静岡県と言われるクモマツマキチョウなど、県内に生息する141種の標本を紹介。人間の暮らしの変化の影響を受け、県内から絶滅してしまったと考えられる貴重なチョウの標本もある。同ミュージアムの岸本年郎准教授(45)は「チョウの多様性を知ってもらいたい」。展示は来年3月26日まで。観覧は有料で、一般600円など。問い合わせは同ミュージアム(054・260・7111)。

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