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ミヤコタナゴ、保全を考える 来月、いすみでシンポ

 絶滅危惧種のミヤコタナゴについて考える「淡水魚保全シンポジウム~ミヤコタナゴが住む美しいふるさとを未来へ~」が来年1月19日、いすみ市大原文化センターである。入場無料。
 ミヤコタナゴはコイ科の淡水魚で天然記念物。関東地方で広く生息していたが、水辺の開発などで減少し、今では県内と栃木県の一部のみになっている。
 シンポでは、県生物多様性センターの職員が県内の現状を説明。「絶滅危惧種を活(い)かした農村環境の復活」と題した講演では、絶滅危惧種アユモドキなどの保全活動に取り組む二つの団体が報告する。岐阜経済大の森誠一教授や御宿町ミヤコタナゴ保存会の会長らによる討論会もある。県生物多様性センターの担当者は「地元と連携して保全を進めたい」と話す。
 主催は県や環境省、いすみ市などでつくる実行委員会。定員500人で往復はがきでの申し込みが必要(締め切りは12月22日必着)。問い合わせは、県生物多様性センター(043・265・3601)へ。

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