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ニジマスが越冬大集合!

サケ科魚類は食用魚や釣り魚として人気があり、古くから世界各地で放流が行われてきたが、しばしば侵略的外来種となって在来生態系に大きな影響を及ぼしている。ただ、魚類は冬季に限られた生息地に集まる性質がある。北海道大学のグループはサケ科魚類の1種で「世界の侵略的外来種ワースト100」に選定されているニジマスの冬期の生態を、北海道十勝川流域で調査し、夏に比べて8~125倍もの個体が小支流に集合していることを発見した。比較的大きな河川でも冬期には小支流において効率的な捕獲が行える可能性が示されたことで、低コストでの効果的な外来種管理につながると考えられている。

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