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梅の里「守っていく」 青梅の公園で植樹式

 果樹の病気「プラムポックスウイルス(PPV)」を防ぐため、すべての梅の木が伐採された「青梅市梅の公園」(梅郷4丁目)で23日、植樹式があった。JR東日本八王子支社から寄贈された豊後、甲州小梅など6品種の苗木を1本ずつ、市や同支社の関係者、地元の小学生らが植えた。
 2009年に市内でPPVが確認された。公園には1739本の梅の木があったが、市は感染木やその周りの木を伐採していき、14年春に残る全1266本を切った。10月末に農林水産省の検討会で、特別に対策を施してきた梅郷、和田町の2地域で再植樹が認められ、公園でも植えられることになった。
 式には、浜中啓一市長、苗木300本を市に贈る同支社の内田海基夫(みきお)支社長、市梅の里再生計画推進委員会の野崎啓太郎委員長、近くの第五小学校の児童らが出席。高さ2~1・5メートルほどの苗木の根元に、スコップで土をかけていった。

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