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シマフクロウ、釧路でペア放鳥 環境省 /北海道

 環境省北海道地方環境事務所は31日、釧路地方の山林でシマフクロウのつがいを放鳥した、と発表した。
 同事務所によると、オスは2005年、知床地域で保護。メスは07年に根室地方で保護し、いずれも釧路湿原野生生物保護センター(釧路市)でつがいとして保護飼育された。10月10日夕に放し、発信器で行動をモニタリングしている。
 絶滅危惧種のシマフクロウは道東を中心に約140羽が生息しているとみられる。生息地拡大を目的にした人為的な放鳥は1993年から実施。つがいでの放鳥は2例目で、前回は繁殖に至らなかったという。

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