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柏の手賀沼森友会が最高賞 「ふれあいの森林づくり」

 手賀沼流域の森林保全に取り組む柏市のNPO法人「手賀沼森友会」(保田行弘会長)が、国土緑化推進機構(東京都)が表彰する今年度の「ふれあいの森林(もり)づくり」で、最高賞の会長賞(4団体)を受賞した。
 手賀沼森友会は今月9日の全国育樹祭(京都府)で表彰を受け、21日に柏市の秋山浩保市長を表敬訪問し、受賞を報告した。
 手賀沼森友会は2006年に発足。柏、我孫子両市の手賀沼流域の森林で、ゴミの除去や竹の伐採、木の除伐、植栽などの森林管理をしてきた。メンバーは40~70代の25人で、年間の作業日数は約60日。現在、53人の森林所有者と協定を結び、50ヘクタール以上を整備しているという。
 そのほか緑の普及啓発活動やボランティアの担い手育成、子どもの環境教育に取り組み、森の整備の仕方などを教える住民対象の研修会「森林楽校」も年に1回開いている。
 功績が認められた保田会長(71)は「汗をかいた蓄積が評価された。未来の子どもたちに森を残したい」と話した。

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