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木材自給率は33.3%に

林野庁が取りまとめた2015年の「木材需給表」によると、木材自給率は前年から2.1ポイント上昇して33.3%となり、5年連続で上昇した。総需要量は7530万m3(丸太換算。以下同じ)で前年に比べ0.7%減少した。国内生産量は2505万8000m3で前年に比べ6.0%増加し、輸入量は5024万2000m3で前年に比べ3.7%減少した。

 

木材の総需要量の内訳を見ると、前年に比べ、燃料材が116万2000m3(39.5%)、しいたけ原木が2000m3(0.6%)、パルプ・チップ用材が35万m3(1.1%)増加したものの、製材用材が78万1000m3(-3.0%)、合板用材が123万m3(-11.0%)減少した。

 

自給率の上昇は前年に比べ、木材の国内生産量が増加し、輸入量が減少したことによるが、特に燃料材が前年に比べて110万3000m3(59.8%)増加したことが大きかった。

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