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キノコの魅力、標本など500点 市立森林植物園
- 2016/09/14
- 朝日新聞
- 兵庫県
- サマリー
カラフルな見た目やかわいさが人気のキノコをテーマにした「六甲山のキノコ展」が、神戸市北区山田町上谷上の市立森林植物園で開かれている。キノコの標本や写真など500点以上が並ぶ。12月23日まで。
展示している標本のほとんどは県立御影高校の環境科学部生物班(通称・キノコ部)の部員が採取したもの。同部は2008年から神戸市北区の再度(ふたたび)公園周辺で採取や調査を続け、キノコの魅力を発信している。
会場には標本のほか、毒キノコが好む環境の研究など同部の活動を紹介するパネル展示や、メープルシロップのようなにおいのニオイワチチタケなど6種類のキノコのにおいを体験できる展示もある。部長で2年生の中原雨音(あまね)さん(17)は「毎月、山に行ってキノコを調べているが、形や色など多様性が魅力。お気に入りのキノコを見つけてほしい」と話す。