自然をキャンバスにアート　エコロジーガーデンで芸術祭　新庄

　国の登録有形文化財である新庄市エコロジーガーデン（旧農林省蚕糸試験場新庄支場庁舎）で、アマチュアのアーティストたちが大型の立体作品を出展した「ｋｉｔｏｋｉｔｏ環境芸術祭２０１６」が開かれている。１９日まで。

　緑豊かな自然環境をキャンバスにしたアート展。歴史ある建物や樹木、広々としたロケーションを生かした作品が設置されている。県内外の７個人と２団体が参加した。市はエコロジーガーデンを芸術活動の場として活用することも検討していて、こうした催しで実績をつくり、市内外にＰＲしていく考えだ。
　１９日午後１時半からは旧第４蚕室２階で「みちのおくの芸術祭　山形ビエンナーレ２０１６」の「出張ビエンナーレ」の催しとして、絵本作家荒井良二さんと音楽家野村誠さんによる即興ライブがある。当日５００円（１ドリンク付き）、事前予約１５００円（１ドリンクと食品など土産物付き）。問い合わせは市クールジャパン新庄推進室（０２３３・２２・２１１１）。